F*TRAN2007 機能
- さまざまなデータ形式に対応
- 豊富なコード変換機能
- ユーザーアプリからも使用可能
- 強力なレコードレイアウト機能
- 便利なスクリプトファイル機能
- 補助機能も充実
- IBM形式フロッピィの仕様
- IBMファイルの仕様
さまざまなデータ形式に対応
ホスト(汎用機・オフコン)のCOBOLデータとCSV形式ファイルとの交換・プリント形ファイルとの交換・Windows COBOLデータとの交換をはじめとし、ソースプログラムの交換、バイナリデータの交換など、さまざまな形式のデータ交換を高い精度で実現しています。

豊富なコード変換機能
EBCDIC⇔JIS8/ASCII変換はもちろん、富士通のJEFをはじめ、日本で発売されたほとんどのホスト漢字の変換が可能です。拡張漢字も標準装備しています。さらに、COBOLのゾーン形式・パック形式、BCD形式数値、2進形式数値、バイナリ、日付データ、"単一引用符くくり"、"AS400特有の符号つきゾーン形式・パック形式"などをサポートしました。
サポートするコード
- ホスト漢字・拡張漢字
| サポートホストベンダー | ホスト漢字名 | 拡張漢字テーブル |
|---|---|---|
| 富士通 | JEF(12ポイント)、JEF(9ポイント)、F9450内部コード | |
| 日立 | KEIS | |
| 日本IBM | IBM漢字 | |
| NEC | JIPS(E)、内部コード(E)、JIPS、内部コード(J) | |
| 三菱 | MELCOM漢字 | |
| 東芝 | 東芝標準漢字 | |
| 日本ユニシス | LETS-J(旧ユニバック系) | |
| カシオ | カシオ標準漢字 | |
| 新JIS(83年版)、旧JIS(78年版) |
- 拡張漢字テーブル(漢字対応表)は、エディタ形式であり、ユーザーが自由にカスタマイズできます。
- 変換漏れ漢字のログ表示機能があります。
- 拡張漢字テーブルに定義されない漢字は、3通り(ゲタ変換、クエスチョン変換、ゼロイー変換)の変換方式の中から、1つを選んで変換します。
- F*TRAN2007はWindowsのコード⇔JIS78年版の変換をする際に、第一水準・第二水準入替え文字の22組分を入替えずに変換します。入れ替えて変換する場合は、22組を拡張漢字テーブルに登録する必要があります。
- ホストANKコードは、EBCDIC(カタカナ/英小文字)、JIS8/ASCIIです。
- WindowsANKコードは、JIS8/ASCIIです。漢字コードは、シフトJISです。
サポートするデータ
- COBOLのゾーン形式、パック形式
- IBM社のiSeries(AS400)の符号つきゾーン形式・パック形式をサポートしました。
- 2進形式数値データ(COBOL、Visual Basic、C、C++などの2進形式数値データ)
- Windows COBOL
以下のベンダーのWindows COBOLをサポートしています。
| Windows COBOL ベンダー | Windows COBOL 製品名 | 備考 |
|---|---|---|
| 富士通 | PowerCOBOL97(85) | - |
| 日立 | COBOL85 | - |
| NEC | COBOL85 | - |
| マイクロフォーカス | Net Express(MICRO FOCUS COBOL) | - |
| Acucorp | AcuCOBOL | 東京システムハウスが販売 |
- 日付データ
日付データを指定フォーマット(YYYYMMDD、YY-MM-DDなど)で編集して変換できます。
西暦年下2桁/和暦年のデータを、指定範囲の西暦年4桁に拡張する機能があり、西暦2000年対応データ作成に活用することができます。 - バイナリデータ
- BCD形式数値を双方向でサポートしました。
- ANK変換表や漢字方式変換表などを設定するコード変換表を、ユーザーが自社用にカスタマイズできます。
ユーザーアプリからも使用可能
- コマンド行方式をサポート

- コマンド行方式により定型処理のバッチファイル化が実現できます。
- Visual BASICやACCESSなどから呼び出すことができます。
- 変換ウィンドウ非表示モードがありますので、ユーザーアプリでF*TRANを見せずに使用できます。
- OLEオートメーションをサポート

- OLEオートメーションに対応していることで、F*TRANをユーザーアプリの部品として利用できます。
- コマンド行方式では難しかった処理(マルチボリュームのきめこまかな制御など)も柔軟に構築可能となります。
- EXCELやACCESSなどとの親和性を高めることが可能となります。
強力なレコードレイアウト機能
複雑で面倒なレコードレイアウトも、マップ設定機能により簡単に設定できます。最大2000の項目設定もマウス操作だけで簡単に行えます。COBOLのコピー句読み込み機能を使えば、さらに簡単になります。マルチレコードレイアウトもサポート。プレビュー機能による変換結果の事前確認ができます。定数挿入、見だしレコード類の生成・付加機能もサポートしています。
マップ設定機能
- 項目別変換を行ないます。
- マルチレコードレイアウトをサポートしています。
- 最大2,000項目の設定が可能。
- プレビュー機能により、変換結果の事前確認が可能になります。
- COBOLのコピー句読み込み機能により、変換作業が大幅に軽減されます。
- 編集機能も強力です。

- 行末スペース圧縮/伸張
- タブ圧縮/伸張
- 可変長項目対応/項目組み換え/項目長変更/項目削除
- フィラー挿入/デリミタ挿入
- 引用符くくり
二重引用符・単一引用符くくりをサポート - 改行挿入
- 半角⇔全角変換
- 定数挿入が可能
- 見出しレコード類の生成・付加
便利なスクリプトファイル機能
一度実行した変換作業をスクリプトファイルとして登録できますので、自動実行や確認作業が可能になります。
補助機能も充実
IBM形式フロッピィ関連
- 初期化機能
- 初期化時のベリファイ機能
- クイックフォーマット機能
(従来の初期化機能より)3~4倍の高速化を実現。) - 複写機能
- ボリューム属性変更機能
IBMファイル関連
- 一覧表示
- 削除・削除したファイルの復元
- 内容表示・修正
- ボリュームID、所有者名の変更
- インデックスシリンダ内のラベル類の表示・修正
- テキストファイルへの出力
- 名前変更
- ファイル属性変更
- 独立アロケート機
Windowsファイル関連
- 一覧表示 、削除、編集機能
IBM形式フロッピィの仕様
媒体種別
| IBM形式フロッピィの媒体種別 | 備考 |
|---|---|
| 2HD-256/512/1024 | 3.5インチ |
注:8インチはサポートしていません。
注:USB-FDDを使用した場合は2HD-256のみサポートとなります。
特記事項
- 日立、東芝、三菱のIBM形式フロッピィをサポート
- 双方向マルチボリュームをサポート。シングルボリューム扱いも可能
制限
- 欠陥シリンダ、セクタのあるフロッピィは使用不可
- 削除セクタを含むブロックは読み飛ばします
IBMファイルの仕様
| IBMファイル形式 | データ交換形式 | サポート状況 |
|---|---|---|
| 基本形式 | 標準データ交換形式 H型データ交換形式/BDE |
|
| 拡張形式 | E型データ交換形式/EBDE | |
| 半拡張形式 | 基本形式と拡張形式の中間に位置します。 (規約はずれのIBMファイルも救済できるように考えられたF*TRAN独自の形式です) |







