
システムエンジニアの長谷川瞳は、会社を2年間休職し、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊としてアフリカのタンザニア西部に位置するタボラへ赴きました。コンピューター技術を現地の学生に教えるためです。これは大学時代からの夢でもありました。
雨の少ないタボラで暮らしていくなか、子どもたちが道端の雨水を飲んで体調を崩している様子を目の当たりにしました。「水道は無理でも雨水を貯める貯水タンクならなんとかなるかもしれない」と気づいた彼女は、各方面に働きかけてプロジェクトを発足。会社もこの趣旨に賛同して費用を負担し、小学校に合計3つの貯水タンクを寄付することができました。
「青年海外協力隊への参加も、貯水タンクの寄付も、とても私一人では実現できないこと。まわりの方々の理解と協力を得ることの大切さを実感しました」
しかし彼女の気づきと強い意志が周囲を動かしていったこともまた事実です。
彼女がタンザニアに残した足跡は、教育・健康・衛生面で、時が経つにつれてさらに大きく広がっていくことでしょう。
タンザニア:アフリカ大陸の東側に位置しインド洋に面している国。国土は日本の約2.5倍。人口は約4000万人。キリマンジャロなどが有名。コーヒーや貴金属などを日本に輸出している。
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